損害保険鑑定方法

 今回は損害保険の基本的な査定はどの様に行われるかを簡単に説明いたします。なお、以下に述べる方法は火災保険の一般的な時価保険の査定方法で、火災、落雷、破裂、爆発、風災等の事故等に対応します。なお、事故が地震、水害の場合、査定方法は少々異なりますので、地震保険の査定方法、水災の鑑定方法をご参照ください。

1.保険価額を算定する

 保険価額とは、保険に掛けている建物自体の値段、機械自体の値段のことです。その損害が生じた地におけるその時の物の価額(時価)を算出します。たとえば建物なら、今現在の建築費を求め、その時からの経過年数により減額をします。くわしくは、、、
                            

2.損害額を算定する。

 損害があったところを確認し、修理が可能かどうかを検討します。修理が可能であれば修理見積書をベースに損害額を算定します。修理が不可能であれば全損とし、その時価が損害額となります。ただし、どこまでを、またどの状態を損害とするかは保険約款上においても明確にはされておらず、保険者、被保険者、被害者間で見解が分かれることが多く、しばしば紛争のもととなることがあります。なお、風災、ひょう害、雪災の場合は20万円以上の損害がでていないと保険金は支払われませんので、ご注意ください。くわしくは、、、
                            
                           

3.損害保険金を算定する。

 上記で求めた額を以下の式にあてはめ損害保険金を算定します。なお、保険金額とはその保険で契約された金額です。
     損害額×(保険金額/保険価額)=損害保険金
 くわしくは、、、

                             

4.支払保険金を算定する。

 上記損害保険金に、保険の種類によっては臨時費用や残存物取かた付費用等の付帯費用が付加されたり、逆に免責金額が控除されたりすることもあります。くわしくは、、、


                             

 以上が損害保険の一般的な鑑定ですが、保険の契約ごとに保険される範囲が異なりますので、ご了承ください。
 保険会社の調査には、損害保険鑑定人やアジャスター等がいますが、彼らは保険会社から委嘱をうけて業務を行うことで報酬を得ているので、その査定が保険会社よりになることが多くなります。最近は収益を上げるためでしょうか以前にも増して査定が厳しくなっていると思います。
 適正な査定をお願いしたいものです。

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